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 葬儀関係者は、遺族がもっとも混乱している時に、遺族にかかわることになります。支援の中では、故人や遺族がどのような価値観を持っているのか、遺族が故人の死をどのように受けとめているのかを把握する必要があります。葬儀は、遺族にとって故人の死を受け入れていくための重要な儀式のひとつですが、遺族がまだ死を受けとめきれていない段階で、儀式だけが進行するといったことがないようにしたいものです。

 葬儀関係者にとって重要な遺族支援は、故人と家族の尊厳を守ることだと考えます。故人が生前どのような人であったのか、どのような価値観を持っていたのか、家族がどのような価値観を持っているのかといったことを尊重した葬儀をおこなうことが、故人と家族の尊厳を守ることにつながります。短時間で多くのことを決めていく必要がありますが、家族の思いを傾聴する姿勢が大切です。

 葬儀が終わった後に情報提供を行うことも、重要な役割です。死別後の悲嘆のプロセスや日常生活の中で気をつけること、その後のさまざまな手続き方法などは、遺族がその後の生活を送るために、重要な情報となります。